仕事と嘘と建前
今日は仕事の話をしようかと思います。
営業と言う仕事をやっているとお客様に対して真実を言う事、と建前と言う嘘をつく必要がございます。
やはり品物には原価と売値と言うものがありまして、業種によって何パーセントを原価に上乗せ売値にするわけです。
まあお客さんとしては出来る限り原価に近い価格で購入したいと考えており、営業マンとしては値引きをするほど利益が下がるわけですから、落としどころを備えていかなければならない。
よくネットで見かける原価厨と言われるものたちがいるが、人件費などの形にもない原価を排除しようとする事はもってのほかである。
また営業マンとしたら無責任な相見積もりが嫌いである。何度泣かされたことか。最初から契約するつもりはない空見積もりは値下げの交渉でよく使われるが、だったらそれで契約してみろよと心の中ではよく思うのである。
話はそれたが、極端に言えば、営業マン少なからず嘘と建前で、仕事をしているのである。
どうも自分は、嘘の領域と本当の領域がよくわからなくなってきた今日この頃で、上司に対して嘘の報告をすることに罪悪感を感じなくなってきていると思うのです。